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第16回
日本医療マネジメント学会
愛媛県支部学術集会演題名
特別講演: 「肝細胞の薬物療法」(仮)
演者 平岡 淳先生 (愛媛県立中央病院 消化器内科 主任部長)
特別講演: 「肝細胞がん患者さんへの栄養指導」(仮)
演者 永井 祥子先生 (愛媛大学医学部附属病院 栄養部 主任管理栄養士)
第16回演題について 第16回日本医療学会マネジメント演題
学術集会会長のごあいさつGreetings
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第16回日本医療マネジメント学会
愛媛県支部学術集会 会長廣岡 昌史 -
テーマ:愛媛の医療を紡ぐ ~連携が生み出す次代のマスト・マネジメント~
「第16回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会」開催にあたって
この度、第16回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会を、2026年11月14日(土)に愛媛大学医学部附属病院 40周年記念講堂にて開催させていただくこととなりました。
今回のテーマは、「愛媛の医療を紡ぐ 〜連携が生み出す次世代のマスト・マネジメント〜」といたしました。
近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。高齢化の進行、医療従事者不足、地域医療の偏在に加え、治療選択肢の高度化・多様化により、医療の現場では、より複雑で多面的な対応が求められるようになっています。こうした時代において、医師のみならず、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、リハビリテーションスタッフ、事務職員を含めた多職種が、それぞれの専門性を活かしながら連携することの重要性は、ますます高まっています。
特別講演では、愛媛県立中央病院の平岡 淳先生に、肝細胞癌の薬物療法についてご講演いただきます。近年、肝細胞癌に対する薬物療法は、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬の登場により大きく進歩しました。一方で、副作用管理、投与量の維持、治療選択、患者さんとの意思決定、治療継続支援、さらには医療経済的な問題など、実臨床で解決すべき課題も多く存在します。これらは一職種のみで解決できるものではなく、多職種が協力し、患者さんを中心とした医療を支えていくことが不可欠であります。この分野のトップランナーである平岡先生の講演を通じてこれらの課題を考える機会になれば幸いです。
また、愛媛大学医学部附属病院栄養部の永井 祥子先生には、肝細胞癌の栄養療法についてご講演いただきます。肝細胞癌診療において、栄養状態は治療忍容性、予後、生活の質に深く関わります。薬物療法が進歩する時代だからこそ、治療を支える栄養療法の意義はさらに大きくなっています。管理栄養士をはじめとする多職種連携の役割を改めて考える、貴重な機会になるものと期待しております。
さらに、14時30分からは、愛媛大学医学部附属病院連携病院長会議におけるイベントとして、「愛媛地域医療ネットワーク会議」も開催いたします。本会議では、生活習慣病をテーマに、地域連携および多職種連携について討論を深めてまいります。近年、肥満症に対する新たな薬物療法が始まり、生活習慣病診療は今後ますます重要かつ注目される分野になると考えられます。専門医療機関と地域医療機関、そして多職種がどのように連携し、患者さんを切れ目なく支えていくかは、愛媛県全体の医療の質を高めるうえで極めて重要な課題です。
「愛媛の医療を紡ぐ」という言葉には、地域の医療機関、多職種、行政、そして患者さんやご家族が、それぞれの立場からつながり、支え合いながら、より良い医療を形づくっていくという思いを込めています。本学術集会が、日々の診療において、地域連携、多職種連携を横断的に考える場となり、明日からの医療現場に活かせる実り多い会となるよう、鋭意準備を進めてまいります。
愛媛県内各地より多くの皆様にご参加いただき、活発なご討議と交流の機会となりますことを心より願っております。何卒よろしくお願い申し上げます。
愛媛県支部長挨拶Greetings
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日本医療マネジメント学会愛媛支部
支部長櫃本 真聿 -
医療を生活資源に ~人生を支える医療への大転換~
日本医療マネジメント学会愛媛県支部の創設から携わらせていただいて十数年。
本年、第16回愛媛県支部総会・学術集会が、私の前勤務地である愛媛大学病院で開催されることとなり、感慨深い思いでおります。
この間、医療を取り巻く環境は、病院完結型医療から地域完結型医療へ、治療中心の医療から生活を支える医療へと大きく変化してきました。
また、新型コロナウイルス感染症への対応を通じて、私たちは医療の本質を改めて問い直す機会を経験しました。
現在、超高齢社会の進展や医療人材不足など多くの課題に直面する一方、AIやDXの急速な進歩は医療に大きな変革をもたらしています。
AIは膨大な情報から高精度な「正解」を導き出す時代となりました。しかし、医療は正解だけでは成り立ちません。
患者さんが求めているのは、「何が正しいか」だけではなく、「どう生きるか」を共に考え、自分なりの納得を得ることです。
だからこそAI時代には、観察力、対話力、そして人生に寄り添う伴走力といった人間力がますます重要になります。
これからの医療は、「治す医療」から「支える医療」へ、さらに「人々が自らの力を発揮し、自分らしく生きることを支援する医療」へと進化していくでしょう。
医療マネジメントに求められるものも、人をつなぎ、組織をつなぎ、地域をつなぐ力です。「医療を生活資源に」。
そして、「正解を示す医療から、納得を支える医療へ」。愛媛県支部が未来の医療を共に創造する学びの場として発展することを願い、これからも皆様と歩んでまいりたいと思います。